木造知識
木造住宅で大きな空間を造るには、構造計画と構造計算を実施して、建物の安全性を担保しなければなりません。

しかし、法的には3階建て以上か、延面積が500u、高さが13m若しくは軒の高さが9mを超えるものにしか構造計算を義務化していません。このため2階建ての小規模木造住宅では、構造計算がないがしろにされています。

このためか小規模住宅では、大空間の設計が行われず一般的な空間設計になりがちです。

もちろん、コストも関係しますから大空間が良いということは住まい手の意識の問題であるということになります。少し高くついても望む空間を手に入れたい気持ちと予算の間で建築家の腕前が発揮されるべきです。

木はどういう素材なのか

古来から、日本の住宅には木が多く使われています。身の回りにも沢山の木でできたものがありますが木とは何かとなるとこれが結構知らないことが多いのです。

木は腐る、燃える、害虫に食われる、この弱点をカバーすれば安くて加工性が良いので住宅には最適の素材です。植林すれば無くなることもなく計画的に利用できます。

木が腐るのは、木の組織に含まれている水分に腐朽菌が繁殖して繊維を破壊する自然現象です。腐りにくくする防腐剤は腐朽菌の繁殖を抑える薬剤です。防蟻剤もシロアリの生息を阻害する薬剤です。これらの有害な薬剤の使用でシックハウスが生まれそれを建築基準法で規制しています。

 ここで、環境にやさしく当然人にも優しい木をご紹介します。

 埋もれ木というの聞いたことありますか?

埋もれ木とは、古代の地層にあったメタセコイヤの木が埋もれて炭化した化石のような木です。仙台の名産で埋もれ木細工として販売されています。

 エステックウッドが、この埋もれ木を人工的に再現したハイテクウッドです。

 http://www.st-wood.jp/about/index.htmlこちらのホームページに詳しく紹介されています。

内容を要約していいますと、木の組織であるヘミセルロースが特殊熱処理で吸湿性の低い物質に変化し、セルロースの非結晶領域が結晶化されるため以下の効果が発生します。

 1:腐れにくい

 2:カビが発生しにくい

 3:吸水率が少なく、乾燥が早い

 4:加熱による多孔質化で保温性、防音性に優れる

 エステックウッドに関するご相談は、

 山本木造住宅設計でも賜ります。おきがるにご相談ください。

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